マイホームに地下室を作ることはできる?費用や注意点について

マイホームを作る時に、地上に建物を建てるだけではなく、地下室を作るという事を考えている方も多いのではないでしょうか。地下という事で、地上の建物とはまた違う使い方をすることが可能になります。狭い敷地に住宅を建てる場合には、特にスペースを多く確保することが出来るというメリットがあります。倉庫代わりに利用するという事も多いですし、防音などに優れているという事もあるので、音楽などの趣味を楽しむ方が使うという事も多いようです。楽しみ方が広がるという事もあります。また、地震などにも強いという事も言えるので、災害対策に設けておくという考え方もできます。
マイホームに地下室を設けるにあたっては、いくつかの注意点があります。まずは避難経路をしっかり確保するという事です。倉庫などとして使う場合に階段などにモノを置いてしまいがちになりますが、それがもしもの時に避難経路をふさいでしまい、命の危険につながるという事もあります。きちんと移動しやすい経路を確保しておき、場合によっては一つの経路がふさがれることも考えて複数の経路を用意しておくという事も必要になります。
さらに、地下ならではの配慮という事も必要になります。特に防水や防湿という点については、地上の建物よりも慎重に考えておく必要があります。その土地の状況や広さなどによっても必要な工事は変わってくることになりますので、費用がいくらかかるかという事は一概には言えません。地下室を設ける場合にはかなりの費用が掛かってくることがあるという事は前もって考えておきたいものです。地上の建物だけを建てる場合の2倍以上費用が掛かるという事もあります。
確かに防水や防湿という事は目に見えにくいものですし、効果がはっきりとわかるものではありません。しかし、きちんと施工されているかどうかによって、長持ちするかどうかという事は異なってくることになります。このようなことを考えて、単に費用が安いところを選ぶという事ではなく、防水防湿などの注意点にきちんと対応して工事してくれるところを選ぶという事も重要と言えるでしょう。便利な地下室ですし、暮らしに大きな影響を与えるところになります。それだけ費用も大きくなってきますので、間違いない選択が出来るように、これからずっと先のことまで考えて設計や工事を行っていくということがマイホームを作るうえで重要なポイントとなってくるといえるでしょう。